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↑ 明治期の高岡銀行を復元したイメージ ↑ 大仏が見えない現在の坂下町
<「鉄道観光都市」としてのブランド化> 将来的には、万葉線の新線として片原町ー昭和町間と高岡ー新高岡間への延伸を期待したい。この実現で、瑞龍寺・高岡大仏・御車山祭り会館・金屋町・山町筋の観光地を路面電車で結ぶ事となり、観光路線としての魅力を持たせることができる。この延伸にあわせて、明治風のレトロ電車や2階建て車両など「観光路面電車 」を走らせたい。目指したいのは、車窓から歴史的景観が楽しめる街づくりだ。欧州でLRTがある都市は、いずれも歴史的な街並みが残り、LRTの車窓からの景色が楽しめる。高岡でも、車窓からの景色が明治・大正時代の雰囲気を楽しめるような街づくりを行いたい。参考にしたいのが、アムステルダムのLRTだ。切れ目なくレンガ造りの建物が並ぶ街並みの中を、LRTが走り光景は、それだけで観光資源となっている。高岡では、明治・大正時代に素敵な建物がたくさん存在していたが、その多くが取り壊されてきた。失った建造物の復元を、時間を掛けて取り組んでいきたい。また、商業店舗や企業オフィスに住宅などの一般建築も、レトロ感があるデザインを推奨する仕組みが必要だ。行政が、街のグランドデザインを策定して、市内の建築業者や住宅メーカーなどと連携して、レトロ風なデザインのモデル建造物やモデル住宅を実現させたい。このモデル事業を、街のトレンドとして、街全体に広げることで、街の景観を劇的に変えていってほしい。 また、現在見た目にわかりにくい山町筋・金屋町・オタヤ通り・坂下町の入り口周辺には、入り口の間口を広げて、そこにLRTの車窓からもわかるようなインパクトのある歴史建造物を配置させたい。そこに何か面白いものがある、ちょっと寄ってみようかと感じさせる『映える景色』が、観光都市になれる要素だろう。 更に、欧州(ベルリンなど)の観光地で見られるような、観光施設や各種ミュージアムの入場券と交通周遊フリーパス(当面は万葉線)を組み合わせた「観光フリーパス」を導入する事で観光客の利便性を高めたい。 氷見線・城端線も、車窓が楽しめる鉄道路線に磨く必要がある。氷見線の場合、観光鉄道として人気の江ノ島電鉄を参考にできるだろう。海沿いを走る氷見線は、雨晴駅周辺が観光客の人気スポットとなっている。ただ、雨晴の1箇所だけでは、鉄道観光としては魅力が足りない。江ノ電のように、駅毎に観光スポットがあるイメージに育てないといけない。その為に、まずは新駅の増やす必要がある。島尾ー氷見間にある氷見海浜植物園、能町ー伏木間の矢田地区、越中中川ー能町間の角地区、高岡ー越中中川間の定塚地区に新駅を設け、線路沿いに魅力的な施設を貼り付けていく必要がある。また、氷見駅から人気の氷見番屋街までの氷見線延伸も検討したい。この区間は、江ノ電でも見られるような、既存道路に鉄道が乗り入れる併用軌道を想定したい。観光鉄道としての江ノ電は年間利用者数が1,500万人に及ぶ。現状、氷見線の年間利用者数は380万人程度だが、観光鉄道として活性化できれば、利用者の倍増も不可能ではないと考える。 一方、城端線も観光鉄道を目指すことで活性化させたい。城端線沿線には、砺波のチューリップ公園や城端町の街並みなどがあるが、観光鉄道としての観光資源は不足している。まずは、福野駅から高瀬神社ー井波瑞泉寺ー庄川町水記念公園間を結ぶフィーダーバスを走らせたい。これらの観光施設を取り込めれば、城端線の魅力アップに繋がるだろう。将来的には、城端線の支線として鉄路の延伸も視野に入れたい。 新高岡駅を起点に、万葉線・氷見線・城端線を使えば、観光が楽しめる。そういった『鉄道観光都市』としてのイメージが高岡にできれば、全国や世界から観光客が訪れたくなる都市になれるだろう。 <NHK朝の連ドラ誘致> また、高岡の地名を全国に売り込む為に取り組みたいのは、著名な連ドラ誘致である。富山県の場合、歴史的な人物や出来事がなく大河ドラマ誘致は難しいものがある。しかし、高岡の街並であれば、朝の連続ドラマ小説の舞台とするこは可能だろう。かつて、昭和60年に、TBSの昼の連続テレビ小説の舞台となった事がある。安田成美主演の「愛の風、吹く」だ。高校でロシア語コースに在学する主人公と、ロシアの外国船員と淡い恋になるストーリー。NHKの連続ドラマの対抗ドラマだった為、いまひとつ話題とはならなかったが、いまのご当地ドラマの先駆けとなるようなものであった。 そこで、NHK朝の連ドラを高岡に誘致する。また、大伴家持を題材としたNHKスペシャルドラマなども誘致できないか検討してもらいたい。 ↓ 万葉線を金屋町へ延伸したイメージ
館