富山・高岡の中心商業ゾーンに、常設の大型街頭スクリーン(CM等の商業用メディアビジョン)を設置する。
東京新宿東口のスタジオアルタ・南口のルミネ前、渋谷ハチ公の109-2ビジョンをはじめとしたモニター群などのように、人が集まり易く、待合い場所的な空間環境を整備する事で、とかく暗くて地味に見られる中心街を変える。最近では、地方都市でも、街頭大型ビジョンが増えてきており、宇都宮や水戸・高松・岡山・新潟など、今後増加傾向にある。
JR金沢駅東口の再開発ビル「フォーラス金沢店」のビル壁面にも、街頭ビジョンが設置された。横9メートル縦5メートルのLED(発光ダイオード)型ディスプレイで、銀座三越アルタビジョンよりもひとまわり大きいサイズである。JR金沢駅バスターミナルに面しての設置であり、待ち合わせスポットとしても街のインパクトとしても大きい効果が期待されている。
金沢に先を越されてしまったが、富山・高岡の市街地でも、300〜600インチ級の大型ビジョン登場を期待したい。特に中心市街地の活性化や街のエンターテイメント化といった観点からも、大型ビジョンの設置には、意味があると考える。
スクリーンの設置場所は、富山駅前がマリエとやま、高岡は御旅屋セリオのビル壁面を検討する。運営は、既存CATV局や新潟のようにTMO(タウン・マネジメント・オルガニゼーション)などを検討しCATVのネットワーク網を活用する。ハード面は、行政的支援で助成を図る。