<『立山山麓リゾート』の全国ブランド化を!>
富山市は前出の通り、観光資源が乏しい。だが、全国ブランド化できる可能性のある場所がある。それが、極楽坂スキー場とらいちょうバレースキー場からなる『立山山麓スキー場』だ。この場所を全国的な知名度を上げる必要がある。課題なのは、名称にスキー場と付いている為、通年で楽しめるイメージが弱い。そこでまず取り組みたいのは、名称を変更して『立山山麓リゾート』とすることだ。スキー以外でも楽しめる場所として、全国発信していく。また、隣接するあわすのスキー場も、立山山麓リゾートに取り込むことで、巨大リゾートエリア感を演出したい。
年間の入り込み観光客は、現状は3スキー場合計で30万ほど。年々減少してきているが、新しい価値を加えることでV字回復は可能だと考える。鍵を握るのは、大手資本の進出だ。その呼水となるような『国際的なイベント誘致』は、大きな起爆剤となるだろう。
<冬季オリンピックの招致>
長野県では、長野オリンピックの誘致に合わせて『長野新幹線』『松本空港のジェット化』『上信越自動車道の全線開通』『安房トンネル開通』『白馬長野有料道路』『五輪大橋有料道路』などのインフラを一気に実現させた。あの時、何故富山県は立候補しなかったのか。富山県は、オリンピックを開催する器ではないと、自ら判断したからとも思える。いわゆる富山県の風土である「富山でちゃ無理やちゃ」という、後ろ向きの姿勢からではないだろうか。富山市よりも人口が少ない長野市でも五輪が開催できているのにだ。2030年の冬季オリンピック日本招致は、札幌市が国内候補地に決まっていたが、北海道新幹線の札幌開業の目処が立たないことから、五輪招致から撤退した。もし、2030年の冬季オリンピックが富山で開催となっていたならば、北陸新幹線大阪開業も2030年に決まっただろう。それだけに、富山県の取り組み方が劇的に変わらないと、富山県は単なる田舎都市で終わってしまう。
今一度。富山市が中心となっての『冬季オリンピックの招致』を期待したい。その場合、2038年ないし2042年の招致を目標としたい。冬季五輪の招致ができれば、懸案だった『北陸新幹線の大阪延伸』や『北アルプス横断道路』『富山高山連絡道路』「JR高山線のスーパー特急新線」などの実現も視野に入ってくる。
富山県は、富山という名称にブランド力が全くない。これまで富山県や富山市では、富山のの名称ブランド化や認知度アップのために、多額の広告費を費やしてきた、だが、一向に知名度は上がらなかった現実がある。そこで富山県では、富山空港の愛称に、他県の高山や寿司をを名称に採用しようとしている。もはや、富山の名称では世界に売っていけないのだ。しかい、冬季オリンピックを富山に誘致できれば、状況は一気に変わるだろう。これまで富山のブランド化に費やした広告費で、冬季オリンピックを十分に開催することができただけに、同じお金を掛けるなら中途半端なく思い切ったことに使うべきだろう。
冬季五輪の招致に向けて、事前に冬季の国際大会招致を行い、実績を積む必要がある。アジア冬季競技大会であれば、過去には札幌市で3回、青森で1回、開催されている。一方、ユニバーシアード冬季大会は、1991年に札幌で1度しか開催されていない。いすれかの大会を招致して、冬季五輪への足がかりとしたいものだ。その為には、しっかりとした競技会場を確保しないといけないだろう。
<競技会場案>
(富山地区)
・アルペンスタジアム(既存30,000人収容+仮設20,000人収容)
ー開閉会式
・富山県総合運動公園 陸上競技場
(既存16,000人収容+フィールド側に仮設9,000人収容=ドーム化)
ースピードスケート
※大会限定の特設リンクで対応、大会後に陸上専用競技場化
・[新設] オリンピックスタジアム
(常設15,000人収容+フィールド側に仮設5,000人収容=開閉屋根)
ーアイスホッケー
※大会後にサッカー専用スタジアムに改修
・富山県総合運動公園 屋内グラウンド(仮設5,000人収容)
ーアイスホッケー
・富山市総合体育館(既存+仮設で4,000人収容)
ーカーリング
(高岡地区or富山地区)
・[新設] オリンピックアリーナ(常設10,000人収容)
ーフィギア・ショートトラック
(立山山麓地区)
・[新設] 大品山アルペンリゾート(大品山山頂周辺 仮設15,000人)
ーアルペン(滑降・スーパーG・複合)
・粟巣野スキー場(仮設15,000人)
ースノーボード(ハーフパイプ)
・らいちょうバレー(仮設15,000人)
ーアルペン(大回転)・スノーボード(大回転)
ーアルペン(回転)
・極楽坂スキー場(仮設15,000人)
ーフリースタイル
(ハーフパイプ・スロープスタイル・エアリアル)
・富山県スキージャンプ場(増設改修15,000人+仮設5,000人)
ースキージャンプ・ノルディック複合(ジャンプ)
(牛岳温泉地区)
・牛岳温泉スキー場(仮設15,000人)
ークロスカントリー・バイアスロン
(南砺地区)
・たいらスキー場(仮設10,000人)
ーフリースタイル(モーグル・スキークロス)
・タカンボースキー場(仮設10,000人)
ーボブスレー・リュージュ・スケルトン
(大会本部)
・富山県総合運動公園 武道館
(プレスセンター)
・富山県総合体育センター
(選手村)
・富山県テクノホール(東館・西館・[新設] 新館)
(表彰式/式典イベント)
・[新設] 富山城址公園 野外音楽堂(常設3,000人収容)
これら既存施設を極力流用する事で、運営費を抑えることができる。交通インフラとして、地鉄立山駅ー粟巣野間と粟巣野ー大品山山頂(標高1404m)間に、ロープウェイを新設したい。実現できれば、立山山麓リゾートが国際的スキー場として、アジアを中心に誘客に繋がるだろう。
だが、暖冬でも雪不足を心配しなくてもよい会場の確保が必要となる可能性もある。そうなった場合は、有峰湖周辺や剱岳山麓の馬場島周辺に、アルペン競技会場を新たに整備して、本格的な山岳リゾートのスキー場とすることや、かつてあったスノーバレー利賀スキー場の再整備なども検討したい。これまで利賀村は、アクセス道路に難があったが、利賀トンネルの建設など国道471号バイパスが整備され、冬季でも容易に往来が可能となる。
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