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<冬季オリンピックの誘致>

 2030年もしくは2034年の冬季オリンピックを、富山に誘致する。実現すれば、国際都市として新しい越中を世界にアピールできるチャンスとなり、様々な政策実現にも繋げられる。特に公共交通網の整備には、大きな貢献となるだろう。北陸新幹線全線開業・北アルプス横断道路・地域高規格道路の整備などは、一気に進めることができると考える。また、懸案となる立山有磯海と高岡の世界遺産候補も前進させられる。
↑ 歴史文化を感じさせる駅舎となった『長野駅』
↑ 国際大会が頻繁に開催される『長野エムウェーブ』

<競技会場案>

(富山地区)
・アルペンスタジアム( 改修30,000人収容=ドーム化)ー開閉会式・エアリアル
・オリンピックスタジアム( 新設20,000人収容=開閉ドーム)ースピードスケート

  ※大会後に30,000人収容のサッカースタジアムに改修
・富山県総合運動公園屋内グランド( 仮設 8,000人収容)ーフィギアスケート・ショートトラック
・第2テクノホール( 仮設5,000人収容)ーアイスホッケー
・富山市総合体育館( 既存4,600人収容)ーアイスホッケー
・富山県総合体育センター( 既存3,024人収容)ーカーリング

(立山山麓地区)
・大品山アルペンリゾート(新設=大品山山頂周辺)ーアルペンスキー
・粟巣野スキー場(仮設15,000人)ースノーボード
・らいちょうバレー(仮設15,000人)ーフリースタイル
・らいちょうバレー・極楽坂スキー場(仮設10,000人)ークロスカントリー
・極楽坂スキー場(改修15,000人)ースキージャンプ・ノルディック複合

(牛岳温泉地区)
・牛岳温泉スキー場(仮設10,000人)ーバイアスロン・ボブスレー・リュージュ・スケルトン

 既存施設を極力流用する事で、運営費を押さえる。交通インフラとして、地鉄立山駅ー粟巣野間と粟巣野ー大品山山頂(標高1404m)間に、ロープウェイを新設する。


 立山連峰を通年観光地とするには、冬季の入り込み客をいかに増やしていくか。その鍵は、国際的なスキー場と温泉街を整備する事だろう。現状の立山山麓スキー場では限界がある。一方で、立山山麓スキー場は、
経営的に厳しい状況だ。その原因は、中途半端な規模にある。かつて、立山山麓では、大型リゾート構想があった。

 それは、『立山リゾート』。昭和60年代初頭のリゾート法(総合保養地域整備法)に基づいて、住友不動産をメーンに住友系企業と地元資本で事業計画がされた内容的は、立山有料道路から標高二千メートルの早乙女岳の麓まで、約3キロを地下トンネルの鉄軌道で結び、この終点地に、リゾートホテル・会議場・ショッピング施設などが建ち並ぶ『アルペンタウン』を建設。ここから早乙女岳・大熊山を経由して馬場島に至るロープウェイを設置するこの早乙女岳の北斜面など2カ所に国際級と初心者用のスキー場をつくる
 開発地域は、国立公園内にあたるが、自然公園法で最も規制が緩やかな第3種保護地区。自然環境に配慮する形で、実現を目指すというものだった。だが、昭和65年着工を目指した立山リゾートは、実現には至らなかった。
 また、三菱商事でも同様な構想があった。こちらも、立山連峰を国際的規模の観光リゾート地とすることが目標とされた。内容は、富山から長野に抜ける山岳鉄道の実現だ。本場ヨーロッパのアルプス山脈でみられる山岳鉄道をイメージさせるもの。キャッチフレーズは、「アルプスを越えて、富山へ行こう!」。JR西日本・JR東日本をも巻き込んだ構想だったが、こちらも実現までには至っていない。

 通年観光を目指す為にも、立山山麓スキー場を軸に、今一度の再整備が必要だ。現状のスキーエリアを拡張を図り、雪不足や雪質の良質化にも対応できるようにしたい。大品山山頂付近に、国際級のアルペンコースを新設。交通アクセスの確保に、富山地方鉄道の立山駅から、粟巣野スキー場経由で大品山山頂を結ぶ、ロープウェイを設ける。このロープウェイは、通年運行を可能とする事で、スキー客以外の一般観光客も、冬季誘客に結びつける。粟巣野スキー場周辺に、複数の温泉宿泊施設を誘致する事で、立山温泉街を育成する。
 立山山麓の通年観光地化と冬季五輪の誘致により、立山の知名度を一気に高めたい。その先には、立山の世界遺産認定を見据えたいものだ。