<冬季オリンピックの招致>
夏季オリンピックの招致は、究極の目標ではある。だが、2040年の夏季五輪招致が実現できないのであれば、冬季オリンピックの招致に切り替える事も想定しておきたい。その場合は、2046年ないし2050年の招致実現を目標としたい。冬季五輪も、事前に国際大会を誘致して、実績を積む必要がある。アジア冬季競技大会であれば、過去には札幌市で3回、青森で1回、開催されている。一方、ユニバーシアード冬季大会は、1991年に札幌で1度しか開催されていない。いすれかの大会を招致して、冬季五輪への足がかりとしたいものだ。その為には、しっかりとした競技会場を確保しないといけないだろう。
<競技会場案>
(富山地区)
・アルペンスタジアム(改修30,000人収容=ドーム化)ー開閉会式・エアリアル
・オリンピックスタジアム(新設20,000人収容=開閉ドーム)ースピードスケート
※大会後に30,000人収容のサッカースタジアムに改修
・富山県総合運動公園屋内グランド(仮設 8,000人収容)ーフィギアスケート・ショートトラック
・第2テクノホール(仮設5,000人収容)ーアイスホッケー
・富山市総合体育館(増設5,000人収容)ーアイスホッケー
・富山県総合体育センター(既存3,024人収容)ーカーリング
(立山山麓地区)
・大品山アルペンリゾート(新設=大品山山頂周辺 仮設15,000人)ーアルペンスキー
・粟巣野スキー場(仮設15,000人)ースノーボード
・らいちょうバレー(仮設15,000人)ーフリースタイル
・らいちょうバレー・極楽坂スキー場(仮設10,000人)ークロスカントリー
・極楽坂スキー場(改修15,000人)ースキージャンプ・ノルディック複合
(牛岳温泉地区)
・牛岳温泉スキー場(仮設10,000人)ーバイアスロン・ボブスレー・リュージュ・スケルトン
これら既存施設を極力流用する事で、運営費を抑えることができる。交通インフラとして、地鉄立山駅ー粟巣野間と粟巣野ー大品山山頂(標高1404m)間に、ロープウェイを新設する。だが、暖冬でも雪不足を心配しなくてもよい会場の確保という事も選択肢をして考えないといけないだろう。その場合は、剱岳麓の馬場島周辺に、アルペン競技会場を新たに整備する事も検討したいものだ。本格的な山岳リゾートのスキー場開発となる。